人間は元々、昼行性の生き物です。
体内は昼と夜とで
それぞれ動く仕組みがあり、
体温やホルモンなどのリズムもすべて
このプログラムに基づいて
動くようになっています。
そのため、早寝早起きをして
その仕組みに合った生活をすることで、
本来の能力を発揮でき、
ベストな状態を保つことができます。
早起きをして
規則正しい生活リズムに整えることは、
ベストパフォーマンスをするうえで
重要です。
早起きして朝陽を浴びると、
セロトニンが分泌されます。
セロトニンは精神を安定させる
働きのあるホルモンです。
このセロトニンは、
呼吸・食欲などの
基本的な生活に関係する神経と、
不安・衝動性などの情動を支配する神経を
コントロールする役割があり、
心を穏やかに保ってくれます。
そのため早起きして朝陽を浴びると、
穏やかに1日を始められる効果が
期待できます。
朝早起きすることで、
実質的に午前中に使える時間が長くなり
余裕が生まれます。
1日のスケジュールをしっかりと立てたり
ゆっくりと朝食を取ったりと、
限られた時間を有効活用できます。
最近では、
朝の早い時間を
有効活用して活動することを
朝活と呼びます。
早起きすると、
この朝活ができるようになります。
人間の体温は起きると上昇し、
日中に活発に動けるようになっています。
このリズムが崩れると、
なかなか脳や体が目覚めず、
活動的に行動できないです。
また、起床から約3時間は
脳のゴールデンタイムと呼ばれ、
集中力や思考力がアップする
といわれています。
早起きして仕事や勉強をすると
集中力がアップし、作業効率が高まって
生産性を上げることができます。
脳の中には体内時計があり、
朝陽を浴びることで時間を合わせ、
体内のリズムを整えています。
また、早起きする人は
脂肪の燃焼量が高いこともわかっていて
健康面でも大きなメリットがあります。
早起き後の運動やモーニングケアは
美容やダイエットにも効果的です。
朝の成長ホルモンを活用して、
代謝アップが期待できます。