どうしても目立ってしまい、
それだけで実年齢よりも
上に見えてしまうこともあります。
シミの原因として知られているのが
紫外線のため、
日ごろから紫外線対策をしている方も
いらっしゃるかもしれませんが、
それだけではシミは
なかなか防ぐことができません。
シミには、大きくわけて
3つの種類があります。
老人性色素斑(日光性黒子)
と呼ばれるシミ、
肝斑(かんぱん)、
そばかすの3つがあります。
紫外線です。
お肌が紫外線を浴びると、
表皮最下層の基底層で
メラニンが作られます。
通常、メラニンは
ターンオーバーにより
皮膚の表面に押し上げられて、
最終的にはがれ落ちてしまいます。
ターンオーバーの周期が乱れると、
本来押し上げられるはずのメラニンが
そこにとどまってしまいます。
そのため、色素沈着を起こし
シミになってしまいます。
紫外線が原因のシミは、
顔だけでなく腕や足などにもできます。
左右対称にぼんやりとできるシミです。
肝斑ができる原因は、
女性ホルモンの異常が
原因だといわれています。
女性ホルモンのバランスが崩れると、
メラニンが多く生成され、
それが一時的なシミになってしまいます。
そのため、肝斑は妊娠や閉経時、
経口避妊薬を
飲んだことでできる場合があります。
そして、加齢などにより
ターンオーバーが正常に行われない場合、
メラニンが色素沈着して
シミとして定着してしまいます。
小さな斑点のようなシミです。
そばかすができる原因は、
遺伝などの先天的要因が
大きく関わっています。
後天的にできるシミとは
全く異なるものですが、
紫外線の影響で濃くなることもあります。
基本的にはメラニンを
沈着させないようにすることが
一番の対策です。
シミを作らない、
シミを濃くしないためには、
ターンオーバーを
正常にするようにしましょう。
ターンオーバーを妨げる原因となる
余分な角質を除去するために、
ピーリング石鹸で
洗顔するとよいでしょう。
紫外線を浴びることは
避けたいものです。
普段の生活では、
日焼け止めを塗る、
帽子をかぶる、
日傘をさすなどの対策は
シミを作らないためには有効です。